要点: スレッドミルの径は、加工するねじ径より小さくする必要があります。ねじ径に対して工具径が大きすぎると、ヘリカル補間の工具軌跡によってねじ山形状に誤差が生じることがあります。適切な工具径は、ねじ径、工具径、ねじ山角度、ピッチによって決まります。加工前に SmiProg、SmiCut カタログ、または THREAD MILL SELECTOR で適切な工具を確認してください。
スレッドミル加工で工具径が重要な理由
スレッドミル加工では、工具径をねじ径より小さくする必要があります。ねじにはリード角がありますが、工具の切れ刃形状は軸方向に直線だからです。工具径が大きすぎると、ねじ山形状に誤差が生じます。
ずれの大きさは、次の要因によって変わります。
- ねじ径
- 工具径
- ねじ山角度
- ピッチ
工具径がねじ径に対して大きいほど、ねじ山角度が小さいほど、またピッチが大きいほど、ずれは大きくなります。

SmiCut では、適切なスレッドミル径を選ぶための3つの方法を用意しています。以下をご覧ください。
SmiCut カタログ
カタログでは、各スレッドミルで加工できる並目ねじまたは細目ねじを確認できます。ピッチとねじ山形状が同じであれば、記載された径より大きいねじも加工できます。

SmiCut カタログを使って、加工するねじに適したスレッドミルをお選びください。
SmiProg – スレッドミル加工用ソフトウェア
SmiProg にねじ径、ピッチ、ねじ長さを入力すると、そのねじに適した径のスレッドミルが一覧表示されます。工具を選択すると、推奨切削条件と CNC プログラムも取得できます。

SmiProg を使って、加工するねじに適したスレッドミルを見つけられます。
→ THREAD MILL SELECTOR
SmiCut Online Store で THREAD MILL SELECTOR を開きます。加工したいねじを選択すると、適切な径のスレッドミルがすべて一覧表示されます。
例:M12
- 左側の THREAD MILL SELECTOR を選択します。
- M – メートル並目ねじを選択します。
- M12 を選択します。
- 内部給油なしなど、希望する工具仕様を選択します。
M12 を精度よく加工できる、内部給油なしの超硬ソリッドスレッドミルがすべて表示されます。

THREAD MILL SELECTOR では、規格に適合するねじを加工できる推奨スレッドミルを確認できます。









